倉敷の産物を、地域振興に役立てる

私たちは地域づくりに携わる者による活動から始まり、現在は合同会社吉備のくに未来計画として取組んでいます。
かつて倉敷を含めた岡山全域で栽培が盛んであった和はっか。戦後は作付面積が激減しました。
倉敷薄荷では倉敷市における薄荷栽培の再生・商品開発を通して地域振興に繋げるという想いで日々活動しています。

倉敷市で生まれた和はっか『秀美』

倉敷薄荷で取扱っている和はっか秀美(しゅうび)は昭和42年に倉敷市西富井に所在した「旧岡山県農業試験場倉敷はっか分場」にて生まれました。ミッチャム種と和種の「三美」を交配して生み出され、施設にて試験栽培が行われました。しかし翌年には高度経済成長の影響を受けて施設は閉鎖され、秀美が商品化されることはありませんでした。秀美の特徴は「メントフラン」という成分が含まれており、メントールの清涼感だけではなく甘く穏やかな香りを感じられます。私たちは秀美の栽培再生と商品化を通して、はっかが倉敷の魅力的な産物として知っていただけるよう日々取組んでいます。